はじめに

自分が気をつけていても起こり得る交通事故。怪我の状況はいかがでしょうか。

あまりにも多い交通事故。年間に交通事故は49万9201件うち死者数は3904人（平成28年調べ）

という数字からも、まずは交通事故があっても本当に命があって良かったと考えるべきでしょう。

しかし、交通事故後の治療や経過の中であまりにも理不尽な思いをされている被害者があまりにも多く、医療従事者としては残念な思いをしています。

そこで、1日も早く交通事故前の健康な心と身体を取り戻すことを願って、千葉県松戸市の整骨院が交通事故治療の慰謝料について解説して行きます。

慰謝料とは

交通事故の慰謝料とは、治療費や通院の交通費とは別に

被害者の方へ精神的な苦痛に対して支払われる金額のことです。

慰謝料の３つの種類とは

入院・通院慰謝料

交通事故後の怪我の治療での入院や通院に対して支払われるものです。

入院や通院した期間や日数をもとに計算されます。よって長い期間や多い日数の方が、入院・通院慰謝料は高くなります。

後遺障害慰謝料

後遺障害慰謝料とは、交通事故で負った怪我が完治せず、後遺症として残ってしまった際に支払われる慰謝料のことです。

後遺症が残った場合、後遺障害申請を行うことで認定される14級から1級までの等級に応じて後遺障害慰謝料の金額は変わります。

具体的には日常生活や仕事に差し支える動きの制限、または手の平サイズの傷が残った場合などが後遺症認定の目安になるようです。そして後遺症の認定は医師しかできません。

死亡慰謝料

死亡慰謝料とは、死亡交通事故の場合に亡くなってしまった本人とそのご遺族に対して支払われる慰謝料のことです。

この死亡慰謝料の金額は、亡くなったご本人の年齢や立場、職業などによって大きく変わります。

具体的には家族の柱となる方か、年齢が高齢か幼いかなどの点になります。

交通事故後の慰謝料を計算する３つの基準とは

自賠責保険基準

加害者側が強制加入しているはず（最近は無保険で運転している事例も多い）の自賠責保険。

最大120万円で最も低い慰謝料基準となります。

入院・通院に対しては最大120万円。

後遺症に対しては最大4000万円。

死亡に対しては一人当たり最大3000万円となります。

任意保険（自動車保険）に加入していない場合にこの基準が用いられます。また、この金額を超える賠償額は全て自己負担となってしまいます。

【自賠責基準の慰謝料計算】

入院・通院慰謝料から一日4200円という日額金が決められています。

しかしルールが決められており、毎日通えば多い慰謝料の支払いがあるわけではありません。

①初診から終了までの期間

②実際の通院日数の2倍

の上記のふたつから「少ない方」に日額金の4200円をかけて計算します。

例えば：

交通事故で負傷。初診から治療終了まで約１８０日間。実際に病院に通った日数は75日。

・1８0日間（半年）
・75日間×2倍＝150

この場合、少ない数字の「1５0」に日額の4200円をかけ、1５0×4200=630,000円が自賠責基準での入通院慰謝料です。

目安としては、二日に一度通院できると慰謝料の支払いが高くなる計算になります。

任意保険基準

任意保険基準は加害者側が自動車保険に加入していれば支払われるものです。

これは自賠責保険基準とさほど金額に差がないと言われています。

しかし各自動車保険会社によっても計算・支払い金額に違いが出るようですので、それぞれ詳しく

問い合わせていただくのが早いと思います。

目安としては通院の慰謝料より入院の慰謝料の方が約2倍高く支払われます。

弁護士基準

弁護士基準とは自賠責基準の約2倍と最も高い慰謝料基準となります。わかりやすく、

任意保険基準と自賠責保険基準との差を一覧してみると・・

弁護士基準の相場：むちうち
通院3ヶ月で、およそ530,000円
弁護士基準の相場：むちうち以外の症状
通院3ヶ月で、およそ730,000円

任意保険基準の場合
通院3ヶ月で、およそ378,000円
自賠責基準の場合
通院3ヶ月（治療期間は80日、実際の通院日数の合計は50日の場合）
・80日間
・50日間×2倍＝100
少ない方の80日間×日額の4200円=336,000円

「ちょっとちょっと、えらい金額に差があるじゃん！」と思われ方が多いでしょう。

実際、知っていると知らないのでは入通院慰謝料にも大きな差があります。

これを知らず、「痛みがおさまったからいいか」で示談してしまっては、被害者として本来受け取れるものを受け取れていない方が多いのです。

弁護士との繋がりがある治療先を

加害者側の損害保険会社さんは、慰謝料にも限度がある中で、いかに多くの支払いをしないで済ませるかを仕事としています。

ですので被害者である方には、早く通院を終了して欲しい旨を連絡してきます。

しかし、上述のように「被害者として本来受け取れる慰謝料」が受け取れないのは不当なことです。

そこで、損害保険会社さんと直接対応してくれて、法的にもプロである弁護士さんと提携している整骨院での治療をオススメしています。

当院はよつば総合法律事務所（柏駅徒歩3分）さんと提携しています。無料相談も行っていますので。どうぞお困りのことがあればお気軽にご相談ください。TEL 0120ー916ー746

まとめ

交通事故後の慰謝料についてご理解いただけたでしょうか。

交通事故後の治療は初診で整形外科の医師に診断を受けて診断書をもらってください。

後遺症の認定は医師にしか出来ませんので、整形外科の月一度の診断と平行して、整骨院の治療をオススメします。

なぜなら、整形外科の電気やシップ・牽引などと違い、整骨院のリハビリは骨格矯正や筋肉に対してのアプローチと根本的な施術となるからです。

交通事故の被害者の方が1日でも早く、交通事故前の健康な身体と心を取り戻し、適正な慰謝料を受け取れるように。

以上簡単ですが、交通事故の慰謝料について千葉県松戸市北小金の整骨院が解説しました。

交通事故治療で実績ある当院の患者様の喜びの声を一部紹介しました。

交通事故でお困りのことがあればお気軽にご連絡ください。TEL047ー341ー8216