はじめに

ここ数ヶ月は交通事故の被害者で「ぜひ健美整骨院・整体院さんで交通事故治療を受けたい」と

初診から、または「自宅近所の他院で治療を受けていたんだけど」と転院される方が増えて来ています。

おかげさまで、こういったブログや口コミなどから当院を選んでいただけてるようで当院の理念の

「お困りの方のお役に立てますように」が地元の方に浸透しつつあるようで、本当に医療従事者として嬉しい限りです。

しかし、交通事故の被害者といえ、交通事故の負傷した場所の治療は通院期間は大きな目安が存在します。そこをわかりやすく千葉県松戸市北小金の整骨院が解説していきます。

千葉県の交通事故被害者数とは

全国の死者数（合計）：2,931人

表をご覧の通り、残念ながら、ここ千葉県は交通事故死亡者数は今年2018年は全国2位と恐ろしい数字となっています。交通事故の総数としても2017年の統計で全国ワースト5位と喜べない順位となっています。

交通事故は他人事ではなくいつ起きてもおかしくない

交通事故を起こしやすい時間

交通事故総数の統計によると、

薄暮時間帯（日没時刻の前後1時間）に、死亡事故（車と歩行者）の53％が発生しています。（昼間の時間帯に比べ4倍です）

人間の視界が見えにくくなる時間ということです。気持ちを切り替えて、「ひょっとして〇〇かも」と想像しながらの安全運転を意識するように。このブログを書きながら私も気をつけたいと改心しています。

交通事故を起こしやすい季節

昨年の交通事故死亡者数の時期ランキングです。

１、12月381人

２、11月372人

３、10月343人

となっています。これも上の交通事故を起こしやすい時間と比例するのでしょう。

一年の中では比較的「日照時間が少ない」「視界が見えにくくなる」のが共通点としてあげられるようです。

高齢者だけの問題ではない

高齢者の重大交通事故が65パーセントを占めている現況と、テレビなどのメディアで見かけることから「高齢者は危険だ」と決めつけるのはいけません。

なぜなら「自分の操作ミス」からの交通事故は高齢者が起こす確率は高いですが、そもそも交通事故は「相手の操作ミス」で被害を受ける可能性が大いにあるからです。

ちなみに当院に現在通院されている、交通事故の被害患者様は全て、高齢者以外の年代が運転される車に巻き込まれての交通事故です。

交通事故治療の通院期間はAKB48ならぬDMK136

AKB48とは

今や老若男女問わず知っている、アイドルの名前ではないでしょうか。

紅白歌合戦にもずっと出ていますからね。ちなみにうちの長男はAKB48派ではなく欅坂46派らしいです。思春期まっただなかの中学３年生ですからしょうがないですかね笑

「松田聖子・中森明菜・小泉今日子」がアイドルだった私はもう誰が誰だかわかりません苦笑

DMK136とは

これは交通事故を取り扱う損害保険会社の目安となる合言葉のようです。

D＝打撲＝１ヶ月

M＝むち打ち＝３ヶ月

K＝骨折＝６ヶ月

という通院期間です。

安静にしていれば、大体、上記の傷病名は上記の期間より早く改善していくものです。

しかし、交通事故の被害は自分のミスで起こした怪我ではありません。

その肉体的障害だけでなく、心的障害や社会人であれば「仕事の負担」も伴い、治癒までは

長引く傾向にあります。よって、そこを差し引き、上記の通院期間を目安としているようです。

被害者ならではの補償

休業補償

怪我により、仕事ができない場合は本来、仕事をしていたら受け取る報酬の金額の何割かを

損害保険会社が補償してくれます。入院・通院に関する交通費もです。

休業補償の割合や支払い条件は損害保険会社ごとに違います。詳しくは損害保険会社にお問い合わせください。

入院・通院慰謝料

交通事故後の怪我の治療での入院や通院に対して支払われるものです。

入院や通院した期間や日数をもとに計算されます。よって長い期間や多い日数の方が、入院・通院慰謝料は高くなります。

整形外科でも整骨院でも通院日×4200円という通院慰謝料の金額に差はありません。

後遺障害慰謝料

後遺障害慰謝料とは、交通事故で負った怪我が完治せず、後遺症として残ってしまった際に支払われる慰謝料のことです。

後遺症が残った場合、後遺障害申請を行うことで認定される14級から1級までの等級に応じて後遺障害慰謝料の金額は変わります。

具体的には日常生活や仕事に差し支える動きの制限、または手の平サイズの傷が残った場合などが後遺症認定の目安になるようです。そして後遺症の認定は医師しかできません。

死亡慰謝料

死亡慰謝料とは、死亡交通事故の場合に亡くなってしまった本人とそのご遺族に対して支払われる慰謝料のことです。

この死亡慰謝料の金額は、亡くなったご本人の年齢や立場、職業などによって大きく変わります。

具体的には家族の柱となる方か、年齢が高齢か幼いかなどの点になります。

交通事故治療の通院期間を確保できない３つのポイント

これは交通事故治療の重要なポイントになります。

なぜなら以下のポイントが守れない方は交通事故の被害者といえ

「交通事故治療の打ち切り」を損害保険会社から言い渡されるケースがあるからです。

通院頻度の少なさ

「病院や整骨院の受付時間に仕事が終わらないよ」とお仕事でお忙しい方も多いと思います。

しかし、通院期間が2週間に1回程度ですと「交通事故と痛い場所の因果関係がはっきりしない」

と判断されて、通院期間が早めに打ち切られてしまうケースがあります。

お仕事の休日やお仕事終わりでも受付してくれる整骨院の受付時間を確認してください。

漫然治療

交通事故で受傷し、通院・治療をする際の「漫然治療」とは、次のようなことを指します。
・ビタミン系の薬をもらい続ける
・湿布薬をもらい続ける
・頚椎カラーを長期間装着したまま（医師が指摘しないケースもあります）
・リハビリはマッサージばかり

ただただ、整形外科や整骨院の通院を続けるケースです。目に見えて痛みの程度や、痛めた場所の

可動域などが改善していて、その内容を定期的に医師の検診が受けられていれば問題ないのですが。

損害保険会社さんとの関係

損害保険会社さんの事故担当の方も当然ですが人間です。

いかにも「こっちは被害者だろ！」という言動も過ぎれば、通院補償期間の打ち切り、補償金額の減額などに繋がるケースがあります。

もともと、「肉体障害と心的障害も含めた」適切な慰謝料は法的に守られて対応してくれます。

被害者の方も穏やかに対応してください。

オススメする交通事故治療の通院期間を確保する３つのポイント

弁護士事務所と提携している治療院を探す

加害者側の損害保険会社さんも交通事故のプロです。

法律家ではありませんが、専門的な知識などは一般の方では敵わないでしょう。またそれを仕事として対応されるので、女性の交通事故被害者は直接電話で話すのはとても大変なことと感じるでしょう。

そこで「法律の専門家」弁護士さんに対応していただく方法をお勧めします。

損害保険会社さんとの窓口を弁護士さんに依頼できれば、ストレスなく交通事故の治療に専念できます。当院では提携先に交通事故実績のある

よつば総合法律事務所（柏駅徒歩3分）さんと提携しています。無料相談も行っていますので。どうぞお困りのことがあればお気軽にご相談ください。TEL 0120ー916ー746

定期的に初診で診察を受けた整形外科の検診を受ける

これは上述の「漫然治療」の防止ができます。

通常は「弁護士と提携のある、交通事故治療の治療内容も実績もある整骨院」に通院されて、初診で診てもらった整形外科の医師へ月に1度は検診を受けていただくこと。

これを行うことで、「交通事故後の症状は改善しつつあるが、まだ継続の治療が必要だ」と

初診の医師が診断すれば、「被害患者様・整形外科医師・損害保険会社担当者様・整骨院医療従事者」の4方が納得の上、継続治療の期間が確保されるからです。

まとめ

以上簡単ではありますが、千葉県松戸市北小金の整骨院が交通事故治療の通院期間についてブログを書きました。ブログ内に何度か書きました、「交通事故の肉体障害と心的障害」。

多くの交通事故患者様の施術をしてきていますが、どの方も「心的障害」の方が大きく感じています。これからも交通事故の被害にやむなくあってしまった方が、「心も体も交通事故前の健康な身体に戻るお手伝い」ができればと考えています。

どうぞ一件でも交通事故の件数が少なくなりますように。

どうぞ交通事故でお困りの方はお気軽のご相談ください。

TEL047ー341ー8216