残暑お見舞い申し上げます2022
お盆真っ只中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
3年ぶりに行動制限がない夏休みなので、無理のない範囲で皆様にも思い出に残る
夏が過ごせるように、そして健やかに過ごせるようにお祈りしております。
宝篋山に行くまで
私は登山は今まで、筑波山・高尾山・大山と定番の人気山に家族で登ったことがありました。
登山の達成感は格別ですから、また家族と達成感を共有したいと思い、
家族に「今度の休み山登りに行かない?」と誘っても「う〜ん、いかない!」と
はっきり断られてしまいました苦笑
なんでも、達成感より山頂までの道中のしんどさがヤバいとの事。それならと、今回は
ネットで見つけた筑波山近くの宝篋山ほうきょうさんに、単独で挑みました。
始めの宝篋山に行くまでのナビ設定
今や車のカーナビで行き先設定するより、グーグルで「ここから〇〇まで」と行き先までの
経路探索する方も多いのではないでしょうか。私もその1人なんですが、今回の行き先設定
は「ここから宝篋山まで」で設定してしまいました。もう、お気付きの方もいるかも知れません。
そう、宝篋山までで行き先設定すると、なんと宝篋山山頂方面に車で向かってナビしてくれるのです。失敗した!
写真は車で山頂方面に車で登って、途中で撮った写真です。違う!自分の足で山頂に登りにきたのに!もうこの設定ミスで、車で行ったり来たり、30分はタイムロスしました。
グーグルでの行き先設定は「ここから宝篋山駐車場まで」もしくは「ここから宝篋山小田休憩所まで」としてください。どちらも同じ場所に案内してくれます。
写真の小屋が休憩所、トイレと自販機と記帳ノートがあります。
私が行った日は無人だったし、前日に電話してもコールのみだったので、基本的に常駐の人はいないようです。
この小屋の通りを挟んだ向かいに無料駐車場があります。
山頂までのコース設定
先ほどの駐車場、宝篋山小田休憩所から山頂までだと、大きく3コース。
小田城コース・極楽寺コース・常願寺コースとありますが、どう見ても直線距離で短く
早く着きそうな「極楽寺コース」を選択します。距離が短いのは、険しい道もある予感も
しつつ「やっと自分の足で登山できる」喜びを感じながら登山道に入っていきます。
山頂までの道のり
極楽寺コースを選んだ私は、まず入り口の門が閉まってるところで立ち往生。
「なんで?この先進めないじゃん!」と門の文言をよく読むと「登山の方は猪が通るのでこの門扉は閉めてください」との事。「なんだ!そうか!」と2分ほどタイムロス。
「ここが極楽寺コース登山道入口です」
とか大きく書いてくれてたらいいなと思いながら、
なんとももったいない時間を過ごし、いよいよ山登り開始です。
登りが一番楽しい
登山はまだまだ初心者ですが、やはり舗装されてない山道は
「次はどこに足を置こうか」とか
「木の根っこや岩が階段がわりになるな」とか
「他の人の足跡があるからこっちだな」とか
「手も使わなきゃ登れないな」など
考えながら登るのが楽しく、また日常生活音が無いため
「鳥の鳴き声が心地いいな」とか
「湧き水のせせらぎ音が癒されるな」とか
「風の枝葉を擦る音が清々しいな」など
自然の中に身を置く醍醐味を存分に味わいながら、
そして途中、仲間のカエル君にも元気付けられながら、登りの負荷を
楽しみつつ山頂へ向かいました。
道中は「登山の人が優先の山道ルール」がありますから、
下山の人が道を譲ってくれてのお互いの挨拶やひとことが、
また山道での疲れや気持ちを癒してくれます。
山頂での達成感
宝篋山は山頂まで461メートル。
ちょうど、極楽寺コースのスタートから1時間ピッタリで到着しました。
近くの筑波山や見晴らしがいいと霞ヶ浦や遠くは富士山も見れるそう。
あいにく登山当日は曇りだったのでそこまでの見晴らしは望めませんでしたが、
やはり山頂という目標・目的地に到着する達成感は格別のものです。
写真は筑波山をバックに宝篋山山頂でパチリ。
ただ、他の登山好きな人にも伺いたいのですが、山頂での格別な「達成感」と合わせて
「達成してしまった〜」という虚無感というか、寂しさみたいなものはあるのでしょうか。
それがあるからこそ、次の山・次の目標へと成長させてくれるのかも知れませんね。
下山中のハプニング
「よし!登りが1時間だから帰りはもっと早いぞ!」
と意気込み、下山をスタートしましたが、「あれ?こんな道、通ったっけ?」
「あれ?また登り道になってきたぞ?」「ひょっとして?違うコース?」
「けど、もう引き返すのもしんどいし・・」
と歩き進めると、看板発見!よく見てみると、
「常願寺コース」!!!!!!!!!!!
「やっぱり違うコースだった!!!!」
けどもう10分20分は下山しているし、極楽寺コースより長いコースというのはわかってるけど、もう引き返せない。
このまま、常願寺コースで下山せざるを得ない事に。この
コースを下りてる時に「同じ失敗をする人がいないように
下山したらブログに書こう」と決心したのでした。
重なるハプニング
心は急いでいましたが、決して無理のない足運びで常願寺コースを下山していました。
なぜなら頭の片隅に「そういえば登山中に、下山している人が足を滑らせて転んだような足跡があったな・」というのがあったからです。
ただ、行きは極楽寺コース、帰りは常願寺コースだから、コースも緩やかかな?と思いつつ
下山の道の歩みを進めていると「あっ!!!」
転びました笑
下りは登りと違い、体重の重心が後ろに下がります。
登りの体重を片足ずつ半分にかけて歩くのと違い、下りは全体重が片足に乗るため、一度滑ると尻餅と片手か両手で手をつく態勢になります。
「一度転んだし、もう大丈夫だろう」
と思い直したその数分後、今度は両手をつく形で転ぶ
二度目の転倒をしました。
「うわショック!」
自分のバランス感覚に愕然とする思いと、こんな濡れた山道を登山するのには軽装過ぎた反省も重なりました。
ただ自然の恵みのおかげで、天然水の湧き水が山道の脇を流れていますから、泥で汚れた両手は間も無く綺麗さっぱり洗い流せたのは幸いでした。
汚れが落ちた喜びより、大怪我しないで良かった方を
喜ぶべきですね笑
宝篋山の登山前5つのチェックポイント
①車のナビ設定は「宝篋山駐車場」か「宝篋山小田休憩所」に。
②下山で足を滑らせないようスニーカーでなくトレッキングシューズが万全。
③草や岩などでけがする恐れもあるので短パンでなく長ズボン(スパッツ)がオススメ。
④折りたたみ携帯できるようなトレッキングポールがあると転倒や疲労予防に。
⑤山頂は1つでも登山コースは複数。帰りの分岐点をしっかり記憶(写真?)しましょう。
※写真のような半袖短パンスニーカーは無謀ですよ笑
以上、松戸の整体師が体に関係ありませんが笑、宝篋山の登山前に押さえておきたい5つの
チェックポイントをまとめてみました。体の不安を気にせず、皆様が健やかに登山が出来ますように。少しでも登山に不安な体の気になる場所がある方は、健美整骨院整体院にお任せください。