反り腰っていけないの?
最近、患者さまよりよく聞く質問です。
「私って反り腰じゃない?」
反り腰はそもそも悪いのか、なぜ反り腰が起きるのか、反り腰ならどうしたら良いのか。
そんなことを千葉県松戸市の整体師が解説していきます。
腸腰筋とは
身体の深い部分にあり、インナーマッスルとも呼ばれ、姿勢を保持するなど人間の根幹に
関わる重要な筋肉です。
腸腰筋の構成と役割:
- 大腰筋:
腰椎から大腿骨に付着し、股関節を曲げる動きや体幹を安定させる働きをします。 - 腸骨筋:
骨盤から大腿骨に付着し、股関節を曲げる動きに関与します。 - 小腰筋:
大腰筋の補助的な役割を担い、一部の人にしか存在しません。
腸腰筋の重要性
- 姿勢保持:
腸腰筋は、良い姿勢を保つために重要で、骨盤の傾きや背骨の湾曲に影響を与えます。 - 歩行:
歩行時、特に足を前に出す際に股関節を曲げる役割を担い、歩行の安定性や歩幅に影響します。 - 体幹安定:
体幹を安定させ、上半身と下半身の動きをスムーズにつなぐ役割があります。
腸腰筋の衰えによる影響:
- 腰痛:
腸腰筋の弱化や硬化は、腰痛の原因になることがあります。 - 姿勢の悪化:反り腰や受け腰
骨盤の傾きや猫背など、姿勢が悪くなる原因になります。 - 歩行困難:
歩幅が狭くなったり、つまずきやすくなったりすることがあります。
- 腰痛:
- 姿勢保持:
仙腸関節とは
- 骨盤から下肢を動かす、身体の基幹となる関節。
- ここが動かなければ股関節や膝関節、足関節まで動きが悪くなります。
仙腸関節とは、背骨の下部にある仙骨が、骨盤の左右の腸骨と組み合わさってできている関節です。仙骨の「仙」と腸骨の「腸」の頭文字をとって仙腸関節と名付けられました。 仙腸関節は、上半身の体重を支えているため、いくつもの頑丈な靭帯によって包まれ、補強されています。仙骨と腸骨の接触面は、線維軟骨でおおわれています。- 仙腸関節は上半身を受けとめて、下半身を動かす重要な場所です。仙腸関節の歪みが腰痛の痛みの大半と知られています。
- 構造:強靭な靭帯で覆われており、わずかにしか動かない関節です。
- 仙腸関節障害:
関節の緩みや歪み、炎症などが原因で、腰痛や臀部痛、下肢痛などを引き起こすことがあります。 - 症状:
腰痛、臀部痛、下肢痛、坐骨神経痛のような症状、歩き始めの痛み、座りっぱなしでの痛みなどが現れることがあります
反り腰【受け腰】の原因と対処法
仙腸関節の歪みを矯正できる専門の整体を受けるのが無難でしょう。セルフケアのストレッチやマッサージでは骨盤矯正の効果は難しいとされています。
②姿勢良く座る
骨盤矯正につながるように、反り腰でもなく、受け腰でもない座り姿勢が必要です。セルフケアで良い姿勢が取れなければ専門家にアドバイスを受けた方が良いかもしれません。
③腸腰筋のトレーニング
硬くなったり、弱くなったりしていることが反り腰や受け腰の方には共通されて確認できます。
ウォーキングやスクワットなど、骨盤矯正につながるセルフケアが
必ず必要です。
まとめ
どうでしたか?仙腸関節と腸腰筋、それをキープする姿勢や運動。
これらを全て、対応可能な千葉県松戸市の健美整骨院整体院で反り腰受け腰整体をぜひ一度体験してみてくださいね。