はじめに
🔲自転車のハンドルを持つと腕が痺れてくる
🔲マッサージで改善していたのに今は変わらない
🔲注射をしたけど一向に改善しない
🔲痛みと痺れはひどくなり、今は腕をあげるのも辛い
これは本当に辛い症状です。同じ症状で来院される皆さんが「夜も眠れない」と訴えられるのですから。
まずは「夜眠れるように」という症状が改善する「第一段階」を目指して。
千葉県松戸市の整体師が解説して行きます。
首から腕の痛みやしびれが出る原因
首から腕の痛みと痺れで一番に考えないといけない所
それは生命ラインに関わる異常の有無です。結論から言えば「脳の異常が隠されていないか」です。
不安な方は頭部の検査を精密に行ってください。それでも異常がないけれど症状が改善しないという方は以下へ進んでください。
臨床上良く見かける首から腕の痛みと痺れ
痺れは神経の異常です。
神経の異常は「神経」に注目がされやすいです。しかし、当院の考えとしては
「神経が異常をきたす外力が加わらない限り、骨格のアンバランスが原因」と考えます。
人間の組織には表面に近い順から
皮膚→脂肪→筋肉→内臓(内臓脂肪)→骨格
となっています。そして腕の神経とは神経の支配領域がすでに決まっています。
画像を見ていただいてわかるとおり、頚椎4番から胸椎1番の神経が腕の神経支配領域と決まっています。
つまり、頚椎から胸椎の異常が体に隠されているから「腕の痛みと痺れが出ている」と繋がるのです。
補足ですが、上記の前屈みの体勢は人間が四足獣から進化してきた経緯が身体の神経支配として、残っているわかりやすい画像でもあります。
頚部脊柱管狭窄症
腰に多く発症する「脊柱管狭窄症」。
この脊柱管は背骨がある所全てに発症する可能性が存在します。
本来狭くならないのが正常な「脊髄の通り道」これが狭くなれば単純に「神経が圧迫される」
ことにより圧迫されている神経部から以下の神経症状(シビレ・痛み・感覚の異常)が出てきます。
頚部ヘルニア
これも画像診断で確定できる原因の1つとしてあげることができます。
頚椎の関節部分に存在する「椎間板」この椎間板の中に存在する「髄核」。これが外に飛び出す
ことで後ろに存在する脊髄神経を圧迫するのです。
脊柱管狭窄症とは違いますが、「脊髄神経を圧迫する」ことは共通しているために、同様な症状が出る場合が多いです。
なぜ首から腕にかけての痛みやしびれが起きるのか
人間個体の支持力の低下
「頚椎周辺の異常」が影響しているのがご理解いただけているでしょう。
しかし単純に「首」が悪いのか?という問題でもありません。
なぜなら首「頚椎」というのは胸椎と腰椎といった背骨全体につながっているからです。
つまり「背骨全体で自分自身の体を支えられないほど異常が隠れている」ということが挙げられるのです。
身体のアンバランスを改善する方法を知らない
上述した通り、「骨格のアンバランス」が隠されているのが本質的な原因だとしました。
しかし、それがわかったところで「首から腕の痛みやシビレは何科にかかればいいのか」とお困りの方が多いかと思います。
詳しい身体の中を検査するのであれば「脳外科」「整形外科」が妥当なところでしょう。
しかし検査をする医療機関を経ても「検査の結果異常がない。痛み止めと湿布で様子を見てくれ」
という方があまりにも当院に訪れます。
つまり、本質的な原因を探す、または本質的な原因を改善する方法を知らないままの患者さんが
あまりにも多いのが挙げらるのです。
頚肩腕症候群に効く運動と3つのストレッチ
関節の動きを良くする腕立て伏せ
これは筋肉をつけるのが目的ではありません。
関節の動き、潤滑性を高めることを目標にしています。
写真のように
①両手・両膝をつく「四つん這い」の態勢を取ります。
②肩幅より、手の平をひとつ外側につきます。
③5秒かけて両肩と両肘が90度になるまで、ゆっくり曲げていきます。
④一呼吸した後、逆に5秒かけて肘がまっすぐ伸びるまで伸ばします。(ここでまた一呼吸)
⑤以上を繰り返す。
一番上の画像のように「目線」を前方・まっすぐ遠くを見据えることに意味があります。
肩こりを感じる筋肉をほぐすストレッチ4種
①両肩と背中の筋肉の硬さを一挙にとる猫のポーズ
肩や背中の筋肉が張りすぎて硬くなっていますので、万歳をより大きくやるような態勢で
静止してもらいます。(痛みを感じるようであれば無理にしないで下さい)
②片方の腕を大きく外転させるポーズ
腕を体幹から90度の方向に外側に伸ばし、ゆっくり自分の身体を逆側に回転するように、
肩の関節全面から胸部の筋肉を伸ばして行きます。
(痛みを感じるようであれば無理にしないでください)
③片方の腕を大きく内転させるポーズ
腕を体幹から90度の方向で内側に折りたたみ、自分の身体を外側に回転させるように調整します。
肩関節の外側から後方、肩甲骨周りの筋肉をストレッチしていきます。
(痛みを感じるようであれば無理にしないで下さい)
※もちろん②と③のポーズは両腕とも行って下さい。私の次男がモデルとなってくれました笑
⓸片腕で背中をかくように背中に回すポーズ
これは腕の痛みやしびれが強く出ている方には、辛いポーズになるかもしれません。途中で痛みやしびれを強く感じるようであれば無理せずにやめてください。
ただ、頚椎と密接な関係にある肩関節・肩甲骨の硬さや左右差を整えてくれるポーズになりますので覚えておいて損はありません。
背中の張りを自分の体の重さでほぐすポーズ
頚肩腕症候群は頚椎や周辺の異常が大きく影響しますが、頚のすぐ下、背中の筋肉も関連して張りや硬さなどを出しています。
イメージでは背中でも首に近い部分の筋肉です。
そこを自分の体重(自分の体を壊さない安全な重さ)をかけてゆっくり押圧します。
広い範囲を安全に押圧できるのでオススメします。体幹トレーニングにもなりますよ。
しっかり腕を身体の後方に引きながらのウォーキング
肩を動かす時に動く骨が主に、
とそれらが作る各関節となります。
この腕振りをしながらウォーキングできれば、首から腕にかけての神経の流れを阻害している関節や筋肉が動き出して、症状の改善が期待できます。時間は43分が理想ですが「最近歩いてないなあ」という方は10〜20分から慣らして手ぶらで歩きやすいウォーキングシューズで試して見てください。
※効果には個人差があります。
枕を変える
この首から腕の痛みの患者さんからお話を聞くと「高い枕だと寝やすくなるから高枕にしてた」とよくお聞きします。
人間の構造上、枕の高さは耳の穴を基準に「3.5センチ」高いのが理想とされています。
つまり「低めの枕」の方が人間の体には適したまくらと言えることが出来ます。
「高いまくら」は首の後ろを牽引して「ストレートネック」になりやすく、また「首の後ろを引っ張らないと神経の流れが正常に収まらないほど身体のアンバランスが隠されている」とお考えください。
まとめ
首から腕の痛みと痺れについて簡単ではありますが、ご自宅でのストレッチを千葉県松戸市の整体師が解説しました。
ここに挙げた以上に、ストレッチや運動療法・養生法はあります。
どんな症状でも、ご自分でケアして限度の目安は「3日」です。
「3日」たっても改善しない痛みや痺れは専門家へのアドバイスに従っていただいた方が近道です。だってどんな症状でも改善することを生業としているわけですから。
どんな症状でもお困りの方のお役に立てますように。
首と肩と腕が痛くで夜も眠れない症状で不安でした
整形外科と接骨院とハリに通院していました。いつもは大体どんな症状でも収まっていたのですが、今回は首と肩と腕にかけてなんとも痛く、痺れも感じていました。
以前から健美整体院さんの前も通っていたし、チラシも拝見していたので「機会があれば一度行って見たいな」と感じていたので、今回は症状は良くないのですが、通院することができて良かったです。
痛みと痺れで夜も眠れず不安だった、通院して5回目にグンと症状が改善して一気に痛みが引いていったのは嬉しくてたまりませんでした。
今では首を大きく肩向けた時のシビレが出るくらいですが、今後のことを考えてしっかり治そうと
考えています。
◆なぜ他の選択肢がある中で当院を選んだのですか
すでに他の選択肢を選んで治療をしていたのに、改善しなかったから。
◆なぜ「何もしない」という選択肢もあったのにうちへ来院したのですか
ここならという「信頼感」を以前から感じていたから。趣味の山登りを続けたい60から。
松戸市SAさま60代女性※効果には個人差があります。
どんな症状でも構いません。どうぞお気軽にお電話かラインでお問い合わせくださいませ。
TEL047ー341ー8216