なぜ肩コリ頭痛に悩まされるのか
現代社会は「肩が固まるのが当然」と言わんばかりの生活を過ごしています。
デスクワーク・スマホ・テレビ・悪い姿勢・腕を上げる必要のない生活などなど・・・
健康な方も、そうでない方も皆さん一様に肩がこらない方がおかしいとも言えるでしょう。
そんな「現代社会病」とも言える肩こり・頭痛はひどくなると「夜の睡眠が不十分だ」と言われる「痛み」や「自律神経」の症状に発展してしまうケースも少なくありません。
そこで、当院が辛い肩こり頭痛の症状が改善できるきっかけになればと書きまとめてみることにしました。
肩こり頭痛が起きやすい荷物の持ち方
お仕事で必要な荷物を持たれるバッグはどんなものをお使いですか。
大きな手提げカバンで重たい書類やパソコンを入れて通勤される方や、いずれかの肩にかける
肩掛けカバンで通勤移動をされてる方をよく見かけます。
それらは動かさないことによる肩の固さを出すだけでなく、首から肩・背中にかけての関節や筋肉の不均衡(バランスの悪さ)を生み、肩こり頭痛を惹き起こしやすくなります。
以下の動画を見てもらえば一目瞭然でしょう。
身体の重心が身体の中央により、なおかつ両腕が動かせるリュックが最適です。
なんだか、気にしていなかったのですが、リュックを背負った私がカーテンの中を覗いているように見えますが、そこは何も気にしないでください笑
まだ良いとされているショルダーバッグについて
「両手が空くから良いでしょう」
として比較的推奨されているショルダーバッグもよくよく考察してみると、こんな事が身体に起こっています。
画像にある☆マークの筋肉、肩甲挙筋と言い、文字通り肩甲骨を持ち上げる動きをする筋肉です。
これは単純にショルダーバッグで筋肉を抑えて、肩こり頭痛を生むだけでなく、腕や頭にかけての神経も圧迫してしまうため、腕のしびれや頭にかけての鋭い痛みを惹き起こす引き金にもなってしまいます。
今一度お持ちのカバンなどを改めて見直す必要があるようです。
肩こり頭痛が起きやすい姿勢とは
はじめに述べた「同じ姿勢で長時間」
これはどなたでも「そりゃ固まるわ」と理解しやすいことでしょう。
それに追加して「より肩コリ頭痛」を出しやすく、そして取れにくい悪い姿勢をしている方
が当院に多く来院されます。
それが「ご自身で意識していない不良姿勢」です。
「普段、結構運動して肩周りの運動もしているんだけど」という方で肩こり頭痛の症状を訴える方はこれに該当する肩が多いです。
この二つの写真を見ていただくとわかりやすいのですが、人間が一番肩こりを感じやすい筋肉・僧帽筋のエリアに黄色い糸を張り、その伸び具合を確認するものです。
「いやあ、特に意識してないんだけど、つい楽だから」と背中を丸めて座ってしまってるそこのあなた。写真で見てわかるように背中を丸める事で、首かた肩・背中にかけてついてる筋肉がこれだけピンと張っています。
ご自分の身体はご自身で、いかようにも良い状態・悪い状態を作る事が可能です。
普段の荷物と同様に、普段の姿勢を見直す必要があるようです。
肩こり頭痛や腕の痛みなどで寝れない方の対処法
固まってる首や肩、そして背中の筋肉のマッサージ。
これは気持ちがよく、常に利用されている方も多いでしょう。でもその時だけで、また肩こり頭痛を繰り返して、またマッサージに行く・・・と繰り返していませんか。
「根本的に肩こり頭痛を治したい」と思う方のみ以下を読み進めてください。
首肩をアイシングする
これは当院に限らず昔から「頭寒足熱」という養生法は言い伝えられてきました。
熱に弱い脳をクールダウンさせて、肩こり頭痛を惹き起こしている「頚椎の炎症」を速やかに取り除いてくれます。
夜中や診療時間外で、かかりつけの医院などがお休みの方でもまずは、応急処置の一つとして体全体はしっかり保温して、首から頭部のアイシング(水枕・氷枕)をお試しになってみてください。
腕を振るウォーキングをする
必要な事以外、手を使う習慣がなくなってきています。
手元のリモコンや長距離の移動も車で、ハンドル操作もほとんど腕を使う機会がありません。
肘は90度に曲げ、指先は軽く握り、自分の身体の後方へ大きく腕を振り、歩きましょう。
もちろん足元はスニーカーかウォーキングシューズがいいでしょう。
時間は身体の中心でもある「骨盤の仙腸関節」が潤滑性が増す30〜33分にプラス10分した「43分」のウォーキングが理想です。
しかし「最近全然歩いてない」という方は、負担のかけ過ぎで足を痛めやすくなってますから、20分くらいを目安に歩き慣れて行くことをお勧めします。
骨格や自律神経を整える整体を受ける
巷にあるマッサージ・整体では根本的に肩こりを解消することは難しいでしょう。
なぜなら、マッサージする筋肉より深い位置に「骨格」が存在するからです。
その骨と骨のつなぎ目である「関節の歪みやねじれ・ひずみ」などが解消されない限り、筋肉が固くなるのは容易に想像できることでしょう。
そして当院の施術は、骨格を整えるだけでなく「自立神経」も合わせて整えて参ります。
この処置をすることで「疲れてるのに頭が冴えて夜眠れない」という症状や「精神的な心の安定」を図ることが可能になるのです。
どうぞ当院にかかられた、患者様の喜びの声をご参照いただき、お困りの方はお気軽にどうぞお電話くださいませ。
健美整骨院・整体院 鈴木健史 電話047ー341ー8216
