はじめに
肘の痛みでは「日常生活や仕事で動かし過ぎてるから痛い」という方と
「思い当たる原因がないのにずっと肘の痛みが取れない」という方と大きく2つに分かれます。
その肘の症状は様々で、
「夜寝るときにズキズキ疼いて眠れない」「何か軽いものを持ってもズキンと痛む」
「パソコンに向かうと痛みと痺れが出てくる」「テニスやゴルフが痛くてできない」
などです。日常生活や仕事で差し支えるのは辛いものです。
ではなぜ、いくつかの医療機関に通っても肘の痛みが取れないのか。
肘の痛みでお困りの方が一人でも少なくなるように、千葉県松戸市の整体師が開設していきます。
肘の関節はどうなっているか
骨格編
上腕骨と橈骨と尺骨という3つの骨が絶妙に絡み、肘関節を作っています。
関節はそれぞれの骨がつくる3つの関節面です。
○腕尺関節・・回外屈曲進展(手のひらを上に向けて肘の曲げ伸ばし)
○腕橈関節・・回内屈曲回外伸展(手のひらを下に向けて肘を曲げて、手のひらを上に向けて肘を伸ばす)
○上橈尺関節・・軽度屈曲にて回内回外(肘を軽く曲げての手のひらを上に向けたり下に向けたり)
手書きの画像で失礼しますが笑、肩から肘までの骨が上腕骨。肘から手首までの親指側の骨が橈骨、小指側の骨が尺骨となります。
筋肉編
画像を見てわかるように、肘関節を動かす筋肉は、肩から肘を通り越して前腕へ、そして肘関節から手首を通り越した指の方へ繋がっています。
このことから肘の関節を動かすときは、大きく肩関節や手関節も連動して動くことが予想できます。
それがわかりやすいのがこちら。
写真のように腕をまっすぐ伸ばして手の平をひっ繰り返してもらうと、肩関節も動くのが確認できます。(もちろん肘も連動して動いています)
つまり肘だけ動かそうとしても必ず「腕全体」が動いているということが言えるのです。
神経編
肘周辺を流れる神経は主に橈骨神経・尺骨神経・正中神経に分かれます。さらに細かく枝分かれをしてはいくのですが、肘周辺にとらわれず、大元の「神経の出どころ」に注目してください。
「肘を動かそうとする神経」は首から発生して、首から肩で大きく枝分かれし始めることを理解しなければなりません。
肘関節の症状
外傷
肘をついて捻った・ぶつけたなどの外力が加わり、発生する痛み(けが)です。
状況により骨折・脱臼・捻挫・打撲などど分類されます。
肘部管症候群
首から発生して肘関節の内側を通る尺骨神経が牽引・圧迫などにより痛みや痺れを伴う症状です。
神経の症状が進行すると、筋肉が萎縮して痩せてきたり、指が曲がって変形したりという症状も出てきます。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
これは使いすぎによる炎症が痛みとして出てくるケースが多い症状です。肘の外側に触ると痛い、包丁を持つと痛いなどの症状です。一般的に、使い過ぎを防ぐ、安静・冷却・固定などで寛解する場合がほとんどです。
上腕骨内側上顆炎(野球肘)
これは少年野球などで投げすぎによる、骨と骨のぶつかりや筋肉の炎症で痛みが出るケースが多いです。程度がひどいと子供の場合は「離断性骨軟骨炎」青年から壮年では「肘関節遊離体(関節ねずみ)」などに発展してしまう事もあります。
変形性肘関節症
上述の「肘関節遊離体(関節ねずみ)」があったり、部分的な骨の変形が進むことから関節自体が滑らかに動かず、可動域の制限や痛み、瞬間的に動かなくなる「ロッキング」などの起こってしまいます。保存療法で寛解するケースもありますが、改善しないものは医療機関によっては手術を進める事もあるようです。
前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺
肘から手首までの橈骨と尺骨の間ある骨間膜の前後を流れる神経麻痺の症状です。
症状は肘の周りが痛み、大体3日から1週間ほどで痛みおさまるものの、麻痺が残るケースがあるようです。
上記の画像は前骨間神経麻痺で親指と人差し指の神経麻痺から写真のようになります。
上記の画像は後骨間神経麻痺で4本の指が下に落ちるドロップフィンガー様になるのが特徴です。
肘の痛みのメカニズム
肘の関節周辺に痛みの原因があるもの
これはわかりやすい「使い過ぎ」か肘関節への外力(けが)の場合です。
使いすぎはテニス肘・野球肘・ゴルフ肘・はたまた同じ作業を繰り返す職人さんなどです。
肘関節への外力は直接ぶつかった、もしくは手をついて肘を捻ったなどです。
安静・冷却・テーピングなどで1週間ほど運動や作業を調整できれば、症状が緩解していくのが実感できるでしょう。
肘の関節周辺に痛みの原因がないもの
「肘の関節はどうなっているか」
を読んでいただくだけでも気づいてる方が多いと思いますが、「なかなか取れない肘の痛みやしびれ」は「肘関節そのものに原因がない」場合がほとんどです。
なぜなら肘を動かす筋肉は肩関節や手関節と連動して動くこと、肘周辺を動かす神経は首から発生している事が理由です。
ですから肘関節周辺ばかり、電気治療、アイシンングによる冷却、マッサージ、テーピングや包帯や三角巾による安静、はたまた超音波によるリハビリなど受けても症状が変わらない方は、違う見立てでリハビリ施術をしてくれる整体院を探さないといけません。
神経の出所の首の施術と合わせて、首からの神経の流れが悪くなる「身体全体の骨格の歪み」が隠されているはずだからです。
自宅でできる肘の痛みの対策法
肘の関節へのアイシング
これはテレビでご覧になった方が多いでしょう。プロ野球の投手が投球後に肩や肘に大量の氷をあてがうアイシングをしています。
肘の関節の周辺に原因がある場合は大体、このアイシングの処置で痛みを和らげる方向に向かい始めます。
肘周辺のストレッチ
肘から手首にかけての筋肉を伸ばします。単純に痛みのあるところは、筋肉の柔軟性がなくなり硬くなっています。これを解消することだけでも取れる肘の痛みも多いです。
画像の様にご自分の片腕を利用して、ストレッチをする腕は肘をしっかり伸ばしてください。
大体1ポーズ10〜20秒ほど試して見てください。
まとめ
肘の痛みのメカニズムを簡単ですが千葉県松戸市の整体師が解説しました。
上記のアイシングやストレッチを自分でやったり、医療機関での治療を受けて、1週間過ぎても「肘の痛みが取れない」とお困りの方は、頚椎や骨盤から整える整体を受けられたほうが、肘の痛みを取るのは早いでしょう。
私も臨床上「何年もとれない肘の痛み」という方を見て来ていますが、そういう方ほど首を含めた体全体のバランスの悪さを強くお持ちだからです。
「お仕事でいつも腕をずっと繰り返し使うから」という方は、常に負担がかかり続けるので難しいところはありますが、お仕事や日常生活に差し支えない範囲にご自分で調整できる様に。
当院としては「肘の痛みでお困りの方が一人でも少なくなる様に」そのお手伝いができればと考えています。
腕の痛みとしびれで夜も眠れなかった
1週間前から首から右腕にかけての痛みとしびれで夜も眠れず、本当に困っていました。
仕事で調理をしているのですが、包丁を持つ右腕の痛みとしびれで、仕事中も辛く大変でした。
近所で昔からやってる健美整骨院に相談して早速診てもらい、5回ほど通院した夜から
ぐんと良くなり、ぐっすり眠れるように楽になりました。
病院に行っても薬だけの処方でここまで丁寧に診てくれるのは健美さんだけだと思います。
◆なぜ、他にも選択肢があるなかで、うちを選んだのですか?
病院にも行きましたが、整体に行くなら実績があって信頼できる健美さんと考えていたから。
◆なぜ「何もしない」という選択肢があるにもかかわらず、うちに来たのですか?
眠れないほど痛いのは初めてで、早く治したかったから
松戸市AY様男性50代 ※効果には個人差があります。
他院で取れなかった肩から腕の痛みが取れました!自転車で転倒し腕を打撲したのですが、1週間たっても痛みが引くどころか、かえって痛みが増すばかりで健美さんを頼って来院しました。 詳しくみていただくと、「肩と腕の打撲は治まってきているが、頚椎を含む身体全体の骨格のアンバランスが原因」との事。 半信半疑で施術を受けると一回目の施術終わりから、「腕が動く!痛くない!」と変化が表れました。 おかげさまで3回の通院で90%ほど回復しました。早く来ればよかったです。 ◆なぜ他にも選択肢があるにもかかわらず、うちを選んだのですか。 職場近くの整形外科であまり改善せずだったので。 ◆なぜ「ほうっておく」選択肢があるにもかかわらず、うちに来たのですか。 整骨院は他に行った経験があるのですが、対応がひどく、今度困ったら健美さんで。と思っていたから 松戸市MK様40代女性※効果には個人差があります。 |
「アフターケアーの指導も大変参考になり感謝しております」
病院の検査結果は頚椎に変形が見られ、付近の神経が圧迫され痛みが生じているとこと。投薬治療を続けるも痛みが中々治まらず、他の療法の鍼や指圧等試みましたが効果が見られず悩んでいたところ、インターネットの検索により、市内で評判の良いと書き込まれていた健美整骨院を知った次第です。 自由診療なので、多少費用は高めには感じましたが痛みには代えられず、試しに治療を受けて見たところ、五度目の施術であれほど苦しんだ痛みがほぼ無くなり、痺れはまだ若干残っていますが、先生の話では痺れはもう少し時間を要するとの事。 何よりなのは当院の治療法は左腕、及び首の痛みの治療を行うに当たり、腰の矯正を重点に身体の全体のバランスを治し、身体の本体が正しく戻されている感じを受けました。同時に治療効果に従って、日常生活の運動や、食事及び飲料水の取り方等のアフターケアーの指導も大変参考になり感謝しております。(松戸市 清瀧守功様 70歳代) ※効果には個人差があります |
「整形外科の先生も驚くほど速く復帰出来て良かったです!」
野球肘(離断性骨軟骨炎)で通院していました。
整形外科で離断性骨軟骨炎と診断され、投球禁止といわれて、でも一日でも早く復帰したくて健美整骨院のリハビリに通っていました。
整形外科の先生も驚くほど速く復帰出来て良かったです。
(松戸市10代 廣瀬さん)
肘や腕の痛み痺れでお困りだった患者様の喜びの声の一部です。
どうぞお気軽に当院にご連絡ください。
健美整骨院・整体院 TEL047ー341ー8216
