坐骨神経痛が起きる3つの原因
本来、正常であれば感じる事のない腰から足先にかけての痛みと痺れ。
痛みと痺れの範囲は様々で、痛みや痺れの程度も
「なんか重だるい感じ」から
「激痛でまともに歩けない」
までと個人差が分かれる症状でもあります。
坐骨神経痛の大きな原因にはおよそ3つに分けられます。
ヘルニアによる坐骨神経痛
人間の背骨(脊椎)の間には椎間板という組織が存在しています。
本来その椎間板という組織の中に髄核という収まっているものが、椎間板の劣化や腰椎を支える機構の破綻などにより、飛び出す(ラテン語で飛び出す=ヘルニア)事をMRIなどの診断機器により確認されるものを指します。
当院ではヘルニアと診断されたものはおよそ3ヶ月の通院期間を必要とするケースが多いです。
脊柱管狭窄症による坐骨神経痛
人間の動きを支配する「脊髄神経」を収める「脊柱管」これもMRIなどの画像診断により、本来
あるべき空間が狭くなっているのが確認できる場合は「脊柱管狭窄症」と診断を受けるでしょう。
ヘルニアの時と同様で、腰から足の神経を圧迫しますので、腰から足の痛みや痺れなどの症状を出すものが多いようです。当院では半年の期間で改善されている方の喜びの声をいただいています。
ヘルニアや脊柱管狭窄症でなくてもの坐骨神経痛
腰から足の神経痛で、MRIの診断を受けても画像でヘルニアや脊柱管狭窄症が認められなかった場合は純粋に「坐骨神経痛」となります。
痛みの程度は、診断を受けた診断名によって強くなるものではなく、様々なのが臨床上確認できます。
坐骨神経痛の症状
神経痛で代表的なのは「神経に沿ったシビレと痛み」であり、みなさん想像される事でしょう。
しかし「神経とは感覚を司るもの」です。
一言で神経症状といっても
「重だるい」
「なんか筋肉痛みたい」
「灼熱感・熱い」
「冷え性・冷たい」
などこれもまた患者さんにより、訴える感覚の異常は多岐に渡ります。
坐骨神経痛がなぜ起きるのか
坐骨神経痛や腰から足のかけての神経は、骨盤の中や上部を密接に通過するように存在しています。
上記の「ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」とそのいずれでもない「坐骨神経痛」はなぜ同様の神経症状が出るのでしょうか。
それは画像を見ていただくとわかりやすいのですが、腰から足にかけての神経を圧迫したり、牽引したりしてしまう「骨盤の位置異常」が大きく影響している場合を確認しています。
逆にヘルニアや脊柱管狭窄症が原因だとして、手術を受けられた方が、症状を再発した場合などは、原因だとしていたものが違っていたのではないかということも考えられてくるのです。
坐骨神経痛への対処法
骨盤の関節部と腰椎にかけてのアイシング
上に書いた通り、脊柱管狭窄症であっても、ヘルニアであっても、そうでなくても、坐骨神経痛の通り道である骨盤の仙腸関節と腰椎部は潤滑不全による炎症を起こしています。
その神経の出所である場所を「溶け始めの氷」でアイシングしてあげる事で「炎症の熱や動きの悪さのうつ熱」を速やかに取り除く事ができるのです。
写真のようにちょうどベルトをするあたりを目安に、氷嚢やジプロックのような水が漏れにくい袋にあてがい20分はアイシングをしてみてください。
※姿勢としては立ってでも座ってでも、できれば腰を立たせた、姿勢の良い状態で行ってください。
足を前後に開くストレッチ
本来骨盤の歪みや位置以上が存在して起きる「坐骨神経痛」。
骨盤の動きは縦に回転するように、人間の体でいえば「前後」に動く関節です。
その特性を利用して、右足・左足を前後に開く柔軟運動を試してみましょう。
できれば立った状態で右足・左足とどちらも同じようにできれば理想です。
②後ろの足はしっかり伸ばして
③重心は自分の上半身の真下に操作します。
※画像は素晴らしい前屈立ちをされている女性空手家の写真をお借りしました。
当院での骨盤矯正から神経の流れを整える方法
論より証拠です。当院で坐骨神経痛でお困りだった方の喜びの声を一部ごらんください。
骨盤を整える→骨盤を含めて身体全体がバランスよく動けるようになる→
神経の流れが正常化して神経症状が治っていく→
ヘルニアや脊柱管狭窄症の場所が修復されていく
という順序で改善していくケースを確認しています。
今年に入って坐骨神経痛でお困りだった患者様の喜びの声
以上、効果には個人差がありますが、手術日を決めていた方でも改善している例もございます。
当院でお力になれるかもしれません。
どうぞ当院のお試し施術を一度、受けてみませんか。お気軽にご予約くださいませ。
