はじめに
✅呼吸が息苦しい
✅子供の頃ぜんそくになってからたまに発作が出る
✅胸が締め付けられる
✅せきが止まらない
✅疲れることしてないのに息切れする
など、呼吸に関わる症状は、上に挙げた以外にも多く存在します。
専門の医療機関は呼吸器内科になりますので、まずは呼吸器内科の専門医の診断を受けてください。
その上で、呼吸器系に関わる症状が変わらない方は以下を参考までにご覧になってみてください。
千葉県松戸市の整体師が呼吸器系の症状について書いていきます。
呼吸器の役割
呼吸とは、身体に必要な酸素を体内に取り込み、不必要な二酸化炭素を体外へ放出する働きのことです。
人間は呼吸が止まると、血液中のガス交換ができず血中酸素濃度が低下、二酸化炭素濃度が上昇し
内臓や体に重要な組織が機能障害を起こした状態になります。
単純に呼吸が止まった後の経過は、
呼吸困難→チアノーゼ→呼吸停止→心肺停止→死亡
と、生命に直結する役割を担っているのが「呼吸」の重要な役割でもあるのです。
呼吸に関わる身体の場所
空気の通り道は
呼吸に関わる臓器を総称して「呼吸器」と言います。
このうち、空気が通過する器官が気道で、鼻腔、口腔から咽頭、咽頭を経て気管、気管支、細気管支までを指します。
そして、細気管支の先には、1つ1つが小さな組織でできている肺胞があります。
そこでは酸素を血液中に取り入れ、血液中の二酸化炭素を排出するガス交換が行われているのです。
呼吸器を動かす場所は
上に書いた呼吸器系は勝手に動くわけではありません。
呼吸ができるように呼吸器系を動かすシステムが存在します。
大きくは3つ。
横隔膜と肋間筋と肋椎関節です。
呼吸器系が収まる場所を「胸郭」といいます。
その胸郭の底には「横隔膜」が底でふたをしています。
横隔膜が下に移動することと、肋間筋と肋椎関節の動きで、胸郭が広がり、酸素が肺まで流れ込みます。
逆に、横隔膜が上に移動するのと、肋間筋と肋椎関節の動きで、胸郭がしぼみ、肺から二酸化炭素が排出されるのです。
呼吸器系の主な症状
気管・気管支の症状
⒈気管支炎
原因不明の咳や痰が一定期間、少なくとも3ヶ月続き、その状態が連続して2年以上続く場合は、
慢性気管支炎と診断されます。
⒉気管支拡張症
文字通り、気管支が広がってしまう症状です。気管支が元に戻らないので、その場所に細菌
がたまりやすく、感染を繰り返してしまいます。
⒊気管支喘息ぜんそく
気管支が自分の意思とは関わらず、自然な呼吸が阻害される症状です。
症状により息を吸いにくく、または吐きにくくなります。
アレルギーなどによる炎症で過敏になる症状で気道が狭くなり、喘鳴ぜんめいや咳など
の喘息発作を繰り返します。
肺の症状
⒈肺炎
肺が炎症を起こします。
細菌やウィルスなどの病原体の感染が影響します。
風邪やインフルエンザなどがこじれて起こる場合や、高齢者などでは飲食物の誤嚥などを
きっかけとしても起こります。
⒉肺結核
結核菌の感染によって、肺に炎症が起きる症状です。
この症状は、空気感染・飛沫感染しますので、感染者と隔離する必要があります。
⒊肺気腫
肺胞はスポンジのような弾力性を持ちますが、その弾力性が失われてガス交換が十分にできなくなるため、呼吸困難や息切れが起きる症状です。
⒋間質性肺炎
肺の間質に炎症が起こる症状です。
進行すると、死に至ることもあります。
肺胞のやわらかい組織が壊されて、硬い縮んだ組織に変性していく症状です。
⒌肺がん
咳や痰などの初期症状なので、発見が遅れると死亡率も高くなってしまいます。
肺がんになる患者内訳は喫煙者に多く、非喫煙者に比べると5〜20倍と言われています。
右の画像は、喫煙者(右)と非喫煙者(左)の肺です。喫煙者のあなたは、これを見てもまだタバコを吸い続けますか。
胸膜の症状
⒈胸膜炎
胸膜に炎症が起こります。
胸膜にある血管から血液中の水分などが漏出して、胸水がたまります。
細菌感染としては、肺炎に続き多いです。
⒉気胸
胸膜に穴があき、肺の中の空気が、胸膜腔に漏れてたまった状態です。
肺が縮み、換気量が減ります。
症状は呼吸困難や息切れが起きます。
呼吸器系症状のご自分でできる4つの応急処置
※上記のように呼吸困難は生死に関わる重篤な症状も伴います。苦しくて動けないと感じる方は
速やかに救急で医療機関にかかってください。※
アイシングで炎症の熱をとる
上の症状は総じて炎症を起こしています。
炎症とは局所的な熱を生み出していますので、炎症を起こしている場所「ここが痛い」
「ここが熱い」と感じる場所へ、写真のように溶けはじめの氷を入れた氷のうを当ててください。
「冷えピタ・アイスノン」などは急速に熱をとりますが、そのあとに熱を溜め込んでしまう材質なので注意が必要です。
時間は最低でも10〜20分を目安に行ってください。
水をたくさん飲む
1日2リットルを目安に、こまめに水を飲みましょう。
空気の通り道は口や鼻からのど、食道と経て気管支までは同じ場所を通ります。
口腔内、咽頭付近の乾燥は炎症症状も強まる傾向にありますし、水をたくさんとる事で、炎症による老廃物を排出する「解毒作用」も高まります。
朝、起きはじめのコップ一杯から。体も目覚めて、便通も良くなりますよ。
朝起き始め以外は、食間や食事前に水を飲む習慣をつけていただくと、実は研究発表でダイエットの効果も実証されています。
「胸郭」の重要な関節を整える
「胸郭きょうかく」って何?
と思われる方は、このブログの前半を読み返してください笑
呼吸をするのに重要な、生命ラインも包括する身体の重要な場所です。
その呼吸をする際に必ず動く「肋骨と胸椎の関節=肋椎関節」とその周辺を整える
ご自分での体操です。
画像のように、
まず仰向けに寝ます。
↓
次に膝を立てます。
↓
そして両手を脇の下45度くらいに広げて、床面をしっかり支えます。
↓
お尻を持ち上げ上半身と大腿部が一直線になる位置で態勢をキープします。
これをする事で、上記の肋椎関節の潤滑性が獲得され呼吸がしやすくなる事が期待されます。
ただ、「この態勢自体が維持できない」という方は無理せずやらないでください。
ポイントは、写真の態勢を維持したまま、右と左に緩やかに重心を移動していただく事です。
ウォーキングによる深い呼吸で炎症の熱を排熱する
まずは散歩からで構いません。
手ぶらか、荷物があったらできればリュックに収めて、重心を身体の中心において下さい。
画像のように肘を曲げ、親指は立てて他の指は軽く握る。
その腕全体を大きく、身体の後ろに引くように意識して歩きます。
つま先はしっかり進行方向に向けて下さい。
歩行は深い呼吸を無意識にする事ができます。そもそも深い呼吸は、呼吸器系の炎症の熱を
排熱する事自体にも繋がっています。10分から20分で慣れてきたら30〜40分を目安に穏やかに
行って下さい。
呼吸器系の症状にアプローチする整体とは
当院では身体の仕組みを熟知し、骨格を的確に整復する処置を得意としています。
手技や専門の治療器具を用いて、呼吸がしやすくなるように施術を行っていきます。
上に書いた、胸郭を含めて、体全体の骨格を整える事で呼吸器系の症状でお困りの方の喜びの声もいただいています。
右の画像は、骨格を整えた後に補助的に行うウォーターバッグによる胸郭の潤滑処置です。
呼吸器系の症状が軽い方はこの処置だけでも、「呼吸がしやすくなる」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
まとめ
当院に通院される方で、
「家族が呼吸器系の症状で悩んでいて、呼吸器系の改善実績がある整体はどこを探してもないのよ」
という話を先日、耳にしました。
今まで、当院にご縁のある方には、呼吸器系でお困りの方のお役に立てた機会もあったかと思います。
しかし、今やネット社会ですから「呼吸器系の症状の実績がある整体院」としてお知らせすることにより、遠方でも呼吸器系の症状でお困りの方のお役に立てれば、との思いで千葉県松戸市の整体師がブログを書きました。
今やコンビニよりも多いと言われる、整体業界。呼吸器系の症状の仕組みを熟知して、なおかつ
実績のある整体院探しは簡単ではないと思いますが、一人でもお困りの方のお役に立てますように。
【辛い息苦しさと背部痛が3回の施術で】
◆感想をお聞かせください
プライベートで転倒しました。
大きな総合病院に行って、レントゲンを撮っても異常はありませんでした。
しかし、歩いたり走ったりするのも辛いほど、
呼吸が息苦しくなって、1週間前から仕事でいつも平気だった、重い物を持った時に持てないほど背中が痛く、辛くなったので、「松戸・整体」で検索したら健美整骨院・整体院が一番上にあったので、診てもらいました。
すると、3回の施術でほとんど息苦しさがなくなり、仕事でも気にせず重い物を持てるまでになりました。
こちらで診てもらい本当に良かったです。
◆なぜ他にも選択肢がある中でうちを選んだのですか?
「松戸・整体」で検索したら一番上にあったから
◆なぜ何もしないという選択肢があるにもかかわらず、うちを選んだのですか?
まず、電話で問い合わせをしたら、症状について丁寧に説明をしてくれたのと、
仕事に支障があるので早く良くしたいと思ったため。
流山市20代男性井上駿人様※効果には個人差があります
呼吸器系症状でお困りの方はお気軽に「お試し施術を受けたいんだけど」とお電話かLINE@でご連絡ください。
TEL047-341-8216
