はじめに
⬜︎夜も眠れない首から腕の痛みとしびれ
⬜︎仕事の作業も止まってしまうほどの肩から腕の激痛
⬜︎車の運転で後ろを振り向けない首から腕の痛みとしびれ
⬜︎首のヘルニア・脊柱管狭窄症と診断を受けた
⬜︎胸郭出口症候群と診断を受けてから今ひとつ良くなってない
こんな痛みでお困りの方はいらっしゃいませんか。該当する方は「まずは早く症状を和らげたい!
」とお考えでしょう。
院長自ら、この頚肩腕症候群を患い克服しているからこそ、そしてこの「夜も眠れない腕の痛みとしびれ」の症状でお困りの方の、多くの患者様の喜びの声をいただいている実績から「頸肩腕症候群に効果のあるストレッチ」について千葉県松戸市の整体師が解説して行きます。
頚肩腕症候群の症状
文字通り、首から肩、肩から腕に続く症状の総称。
一般的に整形外科や専門医で診断可能な画像で異常が認められないものは「頸肩腕症候群」という診断が下されるようです。
逆に「首から腕の痛みやしびれ」で画像(MRI・レントゲン)で確定診断を受ける症状としては
「頚部ヘルニア」「頚部脊柱管狭窄症」などが代表として挙げられます。
頸肩腕症候群としての症状は、首から肩、肩から腕、腕から指先、広い範囲としては背中や胸部などにかけての感覚の異常です。
感覚=神経症状ですから、ビリビリしびれたり、冷たく感じたり、熱く感じたり、力が入らなかったり、重だるかったり、などなど感覚異常は様々です。
一番ひどい状態ですと「痛みとしびれで夜も眠れない」というのが臨床上、よくお聞きする症状です。
首の骨、頚椎を損傷しているので「自律神経」の症状(不眠・耳鳴り・めまいなど)も併発する方も少なくありません。
なぜ頸肩腕症候群が起きてしまうのか
首回りの神経の流れ
神経症状・神経痛なのだから、神経が悪いのかと思いがちですが、その神経の流れを悪くする原因がしっかり存在します。
簡単に一言で言えば「骨格のアンバランス」がそれに当たります。
人間の身体は一番深いところに「骨」が存在します。
その骨と骨をつなぐ関節面の動きが悪くなる
↓
周辺の筋肉も硬くなる
↓
神経の流れも悪くなる
↓
神経症状が出てくる
という順番です。人間の体は良くできていて、本来、負担のかかるところは運動が制限されないように組織も形作られています。
神経も同様で、この頚椎から胸椎にかけてのいくつもの神経は束になり、腕神経叢として腕に移行するにつれて枝分かれしているのです。
頚椎の歪みやねじれはどこから起きているのか
上記の画像のように頚椎の後ろから腕にかけての神経は起きています。
そうすると「首と肩」を正常に戻せば治っていくのかというと、そう簡単にはいきません。
代替療法で、首と肩のマッサージで一時的には良くなっても、また「繰り返す頸肩腕症候群」でお悩みの方は根本的にアプローチできてないと言えます。
つまり、頚椎の歪みやねじれを整えるには、その下の胸椎・腰椎・骨盤と整復しなければ「元に戻ってしまう」可能性が大きくあるのです。
動かなさすぎる生活
人間は生きていく以上、動かなくてはなりません。
しかし、現代社会において「仕事」「日常生活」「趣味」などで過ごす時間は
「動いていても体のバランスを整えるものではない」ケースがほとんどです。
例えばデスクワークでのPC作業。日常生活での屋内での家事や炊事。
いずれも大きく体の関節を動かす動作が少なく、自然と身体の硬さやバランスの悪さを生み出しています。
「趣味のスポーツならいいんじゃない?」
しかし、スポーツは身体を動かして全般的に楽しいものですが、腕を振るウォーキング以外は体のバランスを崩しやすいことがわかっています。
身体を動かしすぎることによるアンバランス
これは、上記のスポーツにもつながることですが「同じ方向や同じ場所の使いすぎ」です。
スポーツなどでは、ゴルフの同じ方向の回転運動やサッカーの同じ足での蹴る動作、野球では投げるのも打つのもやはり片側の同じ動きになってしまいます。
お仕事などでも「ずっと体は動かしてるんだけど」と言われる方でも、飲食関係の方は同じ腕を使って調理をされますし、荷物を運ぶ方でも利き腕に力が偏っていたりなど、身体を酷使しすぎてもアンバランスは出やすくなってしまうものです。
身体でなく精神的なものが大きすぎる場合
骨格の歪みは直接、神経の流れを悪くして頸肩腕症候群を起こしやすくします。
しかし、この人間社会の中では「精神的なストレス」が「神経(自律神経)の流れを悪くする」可能性も頭に入れておかなければなりません。
その理由としては、ストレス=胃の動きを悪くする事を理解する必要があります。
私たちの胃は「これから胃を動かすぞ」と意識しなくても、消化活動を行います。なぜなら、自律神経によってコントロールされているからです。そして、ストレスを感じると交感神経が優位になり、胃を活発に動かす副交感神経の働きが抑制されるので、胃の不調を感じやすくなります。
胃の不調
↓
胃の炎症
↓
背部・胸椎の硬さや潤滑不全
↓
胸椎の上の頚椎の硬さ・潤滑不全
↓
頚肩腕症候群の発生
となってくるわけです。
頚肩腕症候群に効く運動と3つのストレッチ
関節の動きを良くする腕立て伏せ
これは筋肉をつけるのが目的ではありません。
関節の動き、潤滑性を高めることを目標にしています。
写真のように
①両手・両膝をつく「四つん這い」の態勢を取ります。
②肩幅より、手の平をひとつ外側につきます。
③5秒かけて両肩と両肘が90度になるまで、ゆっくり曲げていきます。
④一呼吸した後、逆に5秒かけて肘がまっすぐ伸びるまで伸ばします。(ここでまた一呼吸)
⑤以上を繰り返す。
一番上の画像のように「目線」を前方・まっすぐ遠くを見据えることに意味があります。
肩こりを感じる筋肉をほぐすストレッチ3種
①両肩と背中の筋肉の硬さを一挙にとる猫のポーズ
肩や背中の筋肉が張りすぎて硬くなっていますので、万歳をより大きくやるような態勢で
静止してもらいます。(痛みを感じるようであれば無理にしないで下さい)
②片方の腕を大きく外転させるポーズ
腕を体幹から90度の方向に外側に伸ばし、ゆっくり自分の身体を逆側に回転するように、
肩の関節全面から胸部の筋肉を伸ばして行きます。
(痛みを感じるようであれば無理にしないでください)
③片方の腕を大きく内転させるポーズ
腕を体幹から90度の方向で内側に折りたたみ、自分の身体を外側に回転させるように調整します。
肩関節の外側から後方、肩甲骨周りの筋肉をストレッチしていきます。
(痛みを感じるようであれば無理にしないで下さい)
※もちろん②と③のポーズは両腕とも行って下さい。私の次男がモデルとなってくれました笑
背中の張りを自分の体の重さでほぐすポーズ
頚肩腕症候群は頚椎や周辺の異常が大きく影響しますが、頚のすぐ下、背中の筋肉も関連して張りや硬さなどを出しています。
イメージでは背中でも首に近い部分の筋肉です。
そこを自分の体重(自分の体を壊さない安全な重さ)をかけてゆっくり押圧します。
広い範囲を安全に押圧できるのでオススメします。体幹トレーニングにもなりますよ。
しっかり腕を身体の後方に引きながらのウォーキング
肩を動かす時に動く骨が主に、
鎖骨・肩甲骨・上腕骨
とそれらが作る各関節となります。
この腕振りをしながらウォーキングできれば、首から腕にかけての神経の流れを阻害している関節や筋肉が動き出して、症状の改善が期待できます。※効果には個人差があります。
まとめ
簡単ではありますが、首から腕にかけての痛みとしびれでお困りの方の為に、改善する運動とストレッチを千葉県松戸市の整体師が解説しました。
しかし、上記の運動やストレッチを行っても「改善が見込めない」「症状が悪化する」という方は、骨格や筋肉を直接整復する施術を行った方が早道かもしれません。
以下に同じ症状で通院された患者様の喜びの声を載せておきますので、一日でも早くこの頚肩腕症候群の症状を取りたいとお考えの方はどうぞ当院までご連絡ください。
腕の痛みとしびれで夜も眠れなかった
1週間前から首から右腕にかけての痛みとしびれで夜も眠れず、本当に困っていました。
仕事で調理をしているのですが、包丁を持つ右腕の痛みとしびれで、仕事中も辛く大変でした。
近所で昔からやってる健美整骨院に相談して早速診てもらい、5回ほど通院した夜から
ぐんと良くなり、ぐっすり眠れるように楽になりました。
病院に行っても薬だけの処方でここまで丁寧に診てくれるのは健美さんだけだと思います。
◆なぜ、他にも選択肢があるなかで、うちを選んだのですか?
病院にも行きましたが、整体に行くなら実績があって信頼できる健美さんと考えていたから。
◆なぜ「何もしない」という選択肢があるにもかかわらず、うちに来たのですか?
眠れないほど痛いのは初めてで、早く治したかったから
松戸市AY様男性50代 ※効果には個人差があります。
【院長後記】
この症状でお見えになる方は男性の方が比較的に多いようです。
そして、頚肩腕症候群でお困りの患者様はほぼ100%「体全体の歪み」を確認しています。
上記にもありますが、この症状は自律神経の機能も悪くする可能性がある為「夜はまだ眠れているからいいか」とあまり経過観察しない事をお勧めします。
何よりも「うんと良くなったんだ」と言っていただいた患者様の笑顔。
最高な治療家冥利につきる瞬間でした。
健美整骨院・整体院 鈴木健史
TEL047ー341ー8216