耳鼻科で詳しく検査をしたけれども異常がない。薬でめまいを抑えても根本的に改善してる感じがない。
何よりめまいが起きるの怖くて、歩くのも不安だ。今や厚生労働省の指標によると240万人にものぼるとされている
めまいでお困りの方の恐怖と不安を払拭すべく、千葉県松戸市の整体師が解説していきます。
めまいの症状・種類とは
めまいの症状は大きく分けて二つあります。
回転性のめまい
グルグルと天井が回るように回転するのが特徴で、座ってるときから立ち上がる時に倒れてしまうような感覚を身体に感じます。
専門医に診断を受けると、内耳性の異常を指摘される方も多いようです。
フワフワするめまい
もう一つは「足が宙を浮いてるようなフワフワするような感覚が起きる」という症状です。
また「なんか谷底に引きずり込まれるように」と感じるという感覚・症状もあります。
めまいの原因はどこから来るのか
耳から来るめまい
「メニエール病」
めまいと合わせて、耳鳴り・耳づまり・難聴など耳の症状を伴うのが特徴です。
40歳以降に多くなるのが特徴です。高齢の方は脳や中枢性の疾患も疑うべきです。
「前庭神経炎」
めまいの中でも特に強い症状が特徴のようです。
風邪を発症した後に、食べれない・動けないなどと合わせてめまいも発症します。2・3週間で緩解
する場合が多いようです。
「突発性難聴」
「聴神経腫瘍」
聴神経に腫瘍ができますが、良性の腫瘍です。ただ大きくなると周りの脳神経組織を圧迫するので
手術の対応にもなります。専門医の経過観察が必要です。
「薬害によるめまい」
昔、結核が流行した時に処方されたストレプトマイシンなどの抗生物質などの副作用から治療が終わって数年から数十年経って起きる事もあります。
脳から起きるめまい
上に書いた「耳から起こるめまい」と比べて脳から起きるめまいは「耳の症状を伴わない」場合
が多いようです。
「脳卒中」
脳の中の血流が梗塞されたり、脳内で出血などが起きて平衡感覚が崩れてめまいがおきます。
「てんかん」
発作が起きると意識がなくなり倒れてしまう症状を伴います。
薬で発作が起きないようにする対応が多いようです。
「椎骨脳底動脈循環不全」
椎骨動脈は頚椎の中を通る血管なため、頚椎の動きで循環不全を引き起こしめまいを発症します。
正常であれば首を動かしてもめまいが起きないため、頚椎の異常が潜在的にあることが予想されます。
「良性発作性頭位めまい」
良性と診断されるだけ、めまいも比較的軽く「頭を動かす時だけ」に回転性のめまいが出るのが特徴です。
老人に起きやすいめまい
そもそも「平衡感覚の崩れ」がめまいが起きる状態です。
老人は筋力や身体の硬さから「平衡感覚」が崩れやすく、めまいを訴える方多くおられます。
「起立性低血圧によるめまい」
降圧剤などの影響や、そもそも運動不足などから下肢に血液がたまり、起立時にめまいを発症します。
恒例の方に多く出る症状の一つです。
夏場の「熱中症」でも起きる症状と重なりますが、体内の水分量の低下・喉の渇きを感知しづらく
体内血流の滞りも出やすくなるので、めまいが起きるのです。
自律神経失調症からくるめまい
専門の耳鼻科や脳神経外科などでMRIや聴力など各種の検査をした後に、「特に異常はない」
と診断された場合には「自律神経失調症からくるめまい」と診断される事が多くあるようです。
なぜなら、自律神経とは交感神経と副交感神経とあり、いわば「人間の身体の機能を全て支配するもの」とされているからです。
めまいの症状が続いてくると、精神的に不安な考えが頭をよぎります。
精神的に弱くなることも、自律神経の機能が弱まっている事が潜在的に影響を持つからです。
自分でできる回転性めまいの4つの対策法
身体の左右差をとる体操
寝返り体操
回転性めまいは、自覚症状がなくとも頚椎の動きの異常を抱えてる方がほとんどです。
その頚椎の動きの異常の左右差をとるように大きく首の運動をしてみましょう。
できれば首の関節に均等な圧が加わるように、胸の前で手のひらを合わせるように合掌させるとより効果的です。
腕立て伏せ
やはり首と肩の左右差をとる運動です。
筋力をつけるイメージではなく、脇の下と体幹が90度に肘の角度も90度になるように時間をかけてゆっくり行います。
時間の目安はゆっくり5秒間かけて、90度まで曲げて、5秒間かけて腕をまっすぐまで伸ばしていく。それを繰り返してください。
頚椎を整える枕に替える
頚椎の異常、平衡感覚の崩れがめまいに直結する場合が多いです。
一日24時間のうち、長い時間を費やす睡眠時間に使う枕を見直す事で、頚椎の潤滑不全を整える事や頚椎の炎症を抑える事ができ、ひいてはめまいを出しにくい強い頚椎を作ることも可能です。
勇気を持って歩いてみる
なぜ平衡感覚が崩れてきたのか?
それは元を正すと、身体の中の病変を出してしまうほど体をバランスよく動かす時間が取れていなかった事が挙げられます。
「手ぶらで大きく腕を振るウォーキングができていますか?」
「いやあ、一日中仕事で歩き回ってるんだけど!」
なんて方は革靴で大きなビジネスバッグを抱えていたりして、バランスを整えるウォーキングが
「立ち上がりがめまいが起きやすいから」
「医師に暗いところで安静にしてろと言われたから」
と、ついつい安静に歩かずに過ごしているあなた、人間も動物です。
歩けない野生の動物は生き延びれないことを肝に命じてください。
ただ歩いてめまいが強まる方は無理をしないでください。
※写真は歩き方の見本のフォームですしっかり前足に体重移動しながら腕を大きく振りましょう※
そもそも「今の体の状態を維持する最低でも歩く時間は」→週に2日(最低でもですよ!)
めまいでお困りだった患者さんの喜びの声
Q 感想をお聞かせください
A 私は以前からめまいがあり、普段なら、自然治癒で1週間くらいで治るのですが、今回のは一ヶ月以上も続いたのと突然腰痛に見舞われ寝返りも出来なくなってしまいました。
そしてこちらの健美整骨院さんに骨のズレや歪みから痛みがきてると聞き治療していただき、おかげさまで4回目の通院でめまい・腰痛が治りました。
ありがとうございました。
ただ、保険適用外なので治療費がちょっと厳しいかなと・・・。
それと、治療方法として何をされるかわからなかったので最初に説明していただけると安心です。
それから、電気とウォーターマッサージの強度を毎回聞かれるので
そちらで1回目のをメモに控えて、把握していただけたらスムーズに済むと思いました。
Q なぜ、他にも選択肢があるなかで、うちを選んだのですか?
A 日曜日の診察と、平日夜遅くまで診察してるのを知り、来院しました。
Q なぜ「何もしない」という選択肢があるにもかかわらず、うちに来たのですか?
A 中々改善しなかったので試しに来院しました。
【院長の返事】
金杉様、この度はめまいと腰痛の喜びの声をいただき、本当にありがとうございます。
用紙を渡してくださる時「ちょっと耳が痛いことも書いてあるかも」と仰られてた理由がよくわかりました。
①「めまい」は「怪我」ではありませんので整骨院では保険適用外となります。
その分全力で良くなるように診させていただいた次第です。ご了承のほどよろしくお願いします。
②「電気」と「ウォーターベッド」の強さ加減はその時の体調や刺激の慣れなどにより変化していく傾向にあるため、その都度確認させていただいていました。
③初診時にしっかりとした「施術方法の説明」が出来ず不安にさせてしまいましたね。申し訳ありませんでした。今後は徹底してまいります。
※効果には個人差があります
柏市 金杉冬美様 40代 女性
まとめ 当院のめまいに対してのアプローチ
めまいは平衡感覚が崩れて起きます。
上にあげた「耳から・脳から・老人性・自律神経失調症(緊急性の症状は医療機関へ)」
という原因がわかっても、その「平衡感覚が崩れる本質的な原因が別にある」と当院は考えます。
それが「身体の平衡感覚を支配する骨格部の潤滑不全」です。
一般的には平衡感覚を支配する器官は「三半規管、耳石器、前庭神経、脳幹、視床、大脳皮質」がとるとされています。
しかし当院の施術は耳の中にはアプローチしません。
耳を支配する神経を出している「上位頚椎(第1・第2・第3頚椎)」と
身体全体の平衡感覚を司る骨格と自律神経を整える中で整復していくのです。
※写真は専用の治療器具を用いて上位頸椎を整復する治療技術の修行中の施術スタッフです。
平衡感覚を司る人間の関節部とは
まず人間の身体を上から順になぞって行くと、一番上に頭蓋骨があります。
そのすぐ下から
②頚椎と胸椎の移行部
③胸椎と腰椎の移行部
④腰椎と仙骨の移行部
⑤仙腸関節
以上の骨格・関節部の潤滑、平衡感覚を取り戻して身体の内面にまで影響されている
「めまいを出しやすい体質」を「バランスが取れてめまいが起きにくい体質へ」と
施術していくのが当院の施術の特徴です。
そして上の平衡感覚を支配する各関節部を整復することが「自律神経を整えること」にもつながる
事が分かっています。
めまいの施術はどんなことをするのか
まず初めに、患者さんからの問診で今までの治療の経過や症状の経過を詳しくお聞きしていきます。
次に、今現在の患者さんのお身体の状態を、詳しくスクリーニングテストで確認していきます
そして上のスクリーニングテストに基づいて、骨盤から整える全身の骨格矯正と自律神経調整を手技と専用の治療器具を用いて行います。
※写真は頚椎から胸椎・腰椎・骨盤部へとかけての脊柱と、自律神経を調整する技術練習をしているスタッフです※
ここまでが全体の2割くらいの重要なところです。
そしてこの2割を維持する「日常生活の過ごし方」が「めまいを改善するために必要な8割」となります。
患者様のお身体の状態に合わせて、その都度、ご自宅でしていただく運動療法や過ごし方などを
提案させていただきます。
「いろんなところに行っても改善しないめまい」でお困りの方はどうぞお気軽に
「ブログを見て予約したいんだけど」と当院へお電話ください。
TEL047(341)8216 健美整骨院・整体院 鈴木健史