北小金で整体・骨盤矯正なら「健美整骨院・整体院」

はじめに

「安静にしなきゃ改善しません」「とりあえず運動は中止して」「テーピングとサポーターして」「やっぱり太ももほぐさなきゃ」などなど、いろんな対策をしてもなかなか取れない膝の痛み。

基本的には運動を良くする小学生・中学生・高校生に多く見られます。

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そんな上記のお悩みでお困りの方の学生、その親御さん達が、

「早期回復したい(させたい)」「最後の試合・大会に出たい(出させたい)」「もう痛がってる子供を見たくない」「もう痛いのは嫌だ」

といった心配・不安を払拭すべく千葉県松戸市の整体師が解説していきます。

オスグッド・シュラッター病の語源

そもそも、この症状を発見・発表した医師のお名前です。

オスグッド・シュラッターさんではなく、ボストンの整形外科医ロバート・ベイリー・オスグッドさんと、チューリッヒの外科医カール・シュラッターさんがともに症状を確認、発表したため、お二人の名前がついているのです。

一般的に「オスグッド」と略されるケースが多いですが、「シュラッター」さんの事も考えてあげて「オスグッド・シュラッターね」と認識していただけると、シュラッターさんも喜ぶはずです。

オスグッド・シュラッター病の症状

「膝の痛み」です。

太もも前面の筋肉「大腿四頭筋」が「お皿」と呼ばれる膝蓋骨を経由して「膝蓋腱」となり、膝の下「脛骨粗面」に付着しますのでそこが引っ張られることにより痛み・炎症を起こすとされています。

実際レントゲンを見ると、その部分の骨がなんだか「引っ張られている感」が強く確認できるので「骨がちぎれてしまう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

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実際、痛みが強いので整形外科や整骨院などを受診すると「スポーツ禁止」「絶対安静」などと

指示されるケースが多いようです。

「今は痛みは別に感じていないけど」と思われる大人の方も、今までの体の歪みを体に溜め込んでいます。

これをお読みの方は、ご自分の両膝の下を触ってみてください。出っ張りが右と左で違う方は今までの骨盤の歪みが「骨の変形」として出てきています。

そこで「なんとかならないものか」「自分の体も気になるわ」

とお困りの方へ以下に書き続けていきます。

一般的なオスグッド・シュラッター病の治療法

アイシング

炎症=局所的な熱 です。

熱を冷ますのは氷です。今子供とポケモンのゲームをやる私は頭の中に「炎タイプに強いのは水タイプのポケモンだ」と余計な考えが出てしまいました。

Ice-Pack

もとい、湿布や塗り薬などよりも物理的に「痛みの熱を早く、確実に取る」効果が期待できますから、やってない方は今すぐご自宅で試して見てください。

サポーター

オスグッド・シュラッター病専用のサポーターがあります。

レントゲンで確認できた脛骨粗面を圧迫固定するものです。「着けていて痛みが楽だ」と感じる方は着けていた方がいいでしょう。mig

しかし、サポーターは補助できなもので、本質的にオスグッドの病態には対応していません。

テーピング

これはサポーターとは違い、直接肌につけるものです。

かぶれたりしなければ、サポーターよりは筋肉や関節に直接働きかけるので、テーピングをすることで「痛みが楽だ」と感じるようであれば、やったほうがいいでしょう。

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これも補助的な対応となります。

電気治療

超音波や光線療法、干渉波、低周波などいろいろな種類の電気治療があります。

かかられた医療機関によっては上記以外の電気治療を受けた方もいるでしょう。

膝関節 電気療法

どれも「痛みを和らげる」のが目的ですから、やる前よりやった後に「痛くなく歩ける」となれば

やったほうがいいでしょう。これも補助的な治療となります。

大腿四頭筋のストレッチ・マッサージ

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これもオスグッド・シュラッター病の病態を完全に把握していない対応になります。

「だって太ももの筋肉が引っ張ってるからでしょう」と考えて、太ももの筋肉をストレッチ・マッサージを受けてる患者さんのご家族は「なぜ治りにくいのか」「なぜ太ももの筋肉が引っ張るのか」を考えた対応を受ける必要があります。

オスグッド・シュラッター病の本当の病態とセルフチェック

上記の「一般的な治療」で痛みがおさまらない方は以下を読み進めてください。

なぜ大腿四頭筋が脛骨粗面を引っ張るか

ae9e70e4「百聞は一見にしかず」で筋肉の付く場所を確認してみましょう。

一番左の赤字部が大腿四頭筋です。膝のお皿、膝蓋骨部分で膝蓋靱帯(膝蓋腱)となり、脛骨粗面

という膝蓋骨の下に付きます。

そして肝心なのが「その大腿四頭筋が体の上部でどこに付いているか」です。画像をみてわかるように、「骨盤」に付着しています。つまり、オスグッド・シュラッター病の病態は大腿四頭筋が引っ張っているだけの問題ではなく、「大腿四頭筋が脛骨粗面を強く引っ張る応力が骨盤部分にも隠されている」ことが示唆されるのです。

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そこで、骨盤の動きの確認です。

上の画像を見ていただくと、人間の足を動かす歩行には骨盤の動きが前後に回転する動きが確認出来ます。

前後に回転するように動く、骨盤の動きが「後方に回転する」状態で固まっていると、太ももの前面にある大腿四頭筋が引っ張られます。

これがオスグット・シュラッター病を発生させる体のメカニズムとなるのです。

簡単なオスグッド・シュラッター病2つのセルフチェック法

膝のお皿、膝蓋骨の下の出っ張り・痛みを感じている方はその鑑別診断として、以下の動きを

試してみましょう。

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両足を揃えて、膝をまっすぐ伸ばしての前屈みです。これは上記の骨盤の仙腸関節の歪みを検査できます。この体勢で太ももの裏や膝裏、ふくらはぎに突っ張る感じが右足と左足で差がある方は

骨盤の仙腸関節を整えなければなりません。

股関節痛

もう1つは股関節の開きです。画像のようにあぐら座りで右足と左足の開きが違う。

もしくは仰向けに寝て、片膝を立てて外側に開くと右足と左足の開きが違う、という方は、股関節を含めた骨盤部の関節面の潤滑不全が隠されています。

オスグッド・シュラッター病の本質的な対処法

上述のように「骨盤の歪み」からアプローチするのが本質的な対応となります。

オスグッド・シュラッター病を起こす、膝の骨盤の仙腸関節という関節面は「いばり」が存在し、正常に滑らかには動いていません。

ですから、その骨盤の引っ掛かりを外して、なおかつ滑らかに動かす骨盤矯正の施術が必要なのです。

また上記の一般的なオスグッド・シュラッター病の治療法では症状が取れ切らないかもしれません。

なぜなら、痛みを感じている膝、もしくは大腿四頭筋へのアプローチでは、骨盤の歪みは改善しないからです。DSC011711-e1507261812460

まとめ

簡単ですが、オスグッド・シュラッター病の痛みの本質と対処法を書いてみました。

治りにくいオスグッド・シュラッター病は骨盤から整えるのが早期復帰のためには不可欠です。

当院にも「整形外科でオスグッドでリハビリをしていたのですが」「整形外科に行ったけど安静にしても痛む」など、治りにくいオスグッド・シュラッター病でお困りの方は多く来院されています。

ただ、成長期で自然治癒力も一番旺盛な時期ですから、適切な骨盤整復の処置が出来れば、治癒までの道のりは早いです。

どうぞ日毎に成長するお子様が、気にせず動き回れるお身体になりますように。千葉県松戸市の整体師が解説しました。85f27c2c974f7b627a8968cc09efd8ba_s-300x200

オスグッド・シュラッター病でお困りの方はどうぞお気軽にお電話かライン@でご相談くださいませ。

学生に多い症状ですから、当院は特別学生割引で対応しています。

TEL047−341ー8216

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